事業内容によっては、ファイルサイズが大きいデータをやりとりすることもあるでしょう。
しかし重要なデータを送信している間に回線が途切れることがあれば、笑い話にもなりません。
そこで頼りになるのが、光を使った回線です。
光であれば最大上下1Gbpsの速度を誇ります。
1Gbpsも出れば余程のことがない限りは、映像のような大容量データでも途切れることはありません。
インターネットの動画で最大画質を誇るUHD動画をストレスなく見るには、25Mbpsあれば十分です。
UHD動画は4Kテレビに相当する画質を誇り、迫力のある映像が堪能できます。
ちなみに一般的な画質（DVDと同画質）の動画なら、3Mbpsで事足ります。
しかし時間帯によっては、光であっても速度が不安定になることもあります。
速度が早いと聞いて契約したにも関わらず、実際に使ってみたら遅かったとあっては、たまったものではありません。
速度が不安定になる原因として挙げられるのが、利用者の増加です。
インターネットは法人だけでなく、家庭で利用する人が爆発的に増えてきました。
映像コンテンツやゲームも豊富に揃っており、大容量のデータのやりとりも珍しくありません。
一度に大勢の人が大容量データのやりとりをすれば、大渋滞になります。
プロバイダ側も何とか対処しているものの、追いついていないのが正直な所です。
でも法人で光回線を使う分に関しては、そこまで心配することはないでしょう。
データの大渋滞が起きやすい時間帯は、夜間か休日がほとんどです。
休日・夜間出勤している会社ならばまだしも、ほとんどの会社は渋滞を回避することができます。
また法人の場合は固定ipが振られるので、セキュリティにおいても安心です。
万が一パスワードやIDが第三者に知られたとしても、固定ipが設定されていれば、他のパソコンからのログインは不可能です。
光の固定ipは回線の速さだけでなく、情報漏えい対策にも役に立ちます。