固定ipの導入は、法人にとって必要不可欠です。
しかし固定ipを導入すれば何ができるのか、意外に知られていません。
最も知られている導入事例がホームページの開設ですが、他にもできることは沢山あります。
そこで、固定ipの導入事例について取り上げます。
まずはPOSシステムです。
POSシステムと英語とカタカナが混じった言葉となっていますが、簡単に言えば店のレジです。
店のレジとインターネットとは、一見すると関係なく思えるかもしれません。
でもレジとインターネットは繋がっており、レジで会計した商品は全てデータ化されています。
いつ誰が何を購入したのかが、全てレジで記録されます。
記録されたデータは売上管理だけでなく、在庫管理にも活用されています。
またデータを元にして新商品の開発も行われており、実際に利益を得ている法人もあります。
テレビ会議ができるのも、固定ipがあってこそです。
一昔前であれば会議だけのために、出張をするのも珍しくありませんでした。
しかしいざ出張となると時間とコストが莫大にかかり、効率的ではありません。
メールや電話でやり取りする方法もありますが、相手の顔が見えないので意思疎通は難しくなります。
でもテレビ会議であれば、会議のためだけにわざわざ出張する必要はありません。
出張にかかる手間やコストは、実質ゼロになります。
また画面越しではありますが、相手の顔はハッキリと見えます。
メールでは伝わりにくい事柄であっても、テレビ会議ならば伝えられるでしょう。
さらに固定ipは、セキュリティにおいても万全です。
常にipが固定されているので、ハッカーに狙われやすいというデメリットはあります。
でもプロバイダによってはガッチリと監視してくれるので、万が一狙われても問題ありません。
仮にIDとパスワードが盗まれてしまったとしても、使用しているパソコン以外からのアクセスは不可能です。
情報漏えいが問題になっている今だからこそ、固定ipの導入は急務を要します。